結婚式のクライマックスといえば【花嫁の手紙】。親への感謝の気持ちを込めて手紙を読み上げます。
実は読み方のポイントがあるのをご存じですか?ブライダルのプロがさまざまな結婚式を見てきたからこそわかる、きれいな読み方・感動の伝わる読み方についてをお伝えします。
実際に現場で見てきた花嫁手紙についての失敗談も紹介しますので、参考になさってくださいね。
このブログではブライダルのプロ【KGママ(ケージーママ)】が、プロ目線で結婚式・ブライダルについて現場で経験したからこそできるアドバイスや演出案などを紹介します。
花嫁の手紙はどうやって読めばいい?
絶対失敗したくない!よくある失敗談を教えて!
といった、お悩みをおもちの花嫁様。このブログが【花嫁の手紙】を読む前の緊張を解く手助けができると嬉しいです。
ちなみに花嫁の手紙のポイント~書き方編~もこちらの投稿にまとめています。

【花嫁の手紙】読み方のポイント
ゆっくり読む
思っている以上にゆっくり読むことを心がけてください。たくさんのカップル様の結婚式を見てきて感じることは、結婚式当日はみなさん緊張で早口になってしまうことが多いよう。
それは、花嫁の手紙だけでなく新郎謝辞やスピーチなどにも言えます。
ゆっくり、丁寧に、心を込めて読み上げることを意識してくださいね。
姿勢や視線も意識して
花嫁の手紙は、両親だけでなくゲスト全員から注目されています。写真や動画にも残る、結婚式のなかでも一番のクライマックスです。…というと緊張させてしまいそうですが…(^ー^;)
つい手紙に集中して猫背になってしまったり、緊張して目が泳いでしまわないように、姿勢や目線にも注意が必要です。
便箋の裏側や、手紙を持つ位置にも
実際に手紙を読む花嫁様は手紙の表側を見ていますが、ゲストは手紙の裏側から見ています。便箋の裏側にも注意しておきましょう。
また、手紙を持つ手の位置も練習しておくとベター。賞状をもらうときのようにギチギチに両手を上げ、脇が開いてしまうことのないように。
そっと手紙の下の方に手を添える感じで、やわらかくキレイな印象に見える位置を練習しておきましょう。事前にカレに写真を撮ってもらい、客観的に見てみるのもおすすめです。
便箋をおしゃれな台紙に入れ、思い出の写真と一緒に贈れる「手紙台紙」もおすすめです。写真映えしますよ。
泣いてしまっても大丈夫
手紙を読んでいるうちに感極まって泣いてしまったとしても大丈夫です。
焦らずに心を落ち着かせて深呼吸しましょう。新郎にハンカチを事前に持っていてもらうと安心です。
そっと涙を拭いてもらう、そんな仲睦まじい姿もゲストの心を打つシーンになります。
結婚式当日までに、一枚ずつ白いハンカチを用意しておくと、何かと使えて便利です。
自分で読まなきゃダメ?
自分で読む自信がない場合や、大勢の前で読むのが恥ずかしいといった場合、「手紙を読まない」という選択肢もあります。
司会者からの代読も可能ですし、読まずに花束と一緒に渡すだけという方法もOK。他には、前もって作ったビデオレターを流すという手もあります。
そのほか、花嫁の手紙に合わせてオリジナルソングや絵本にして贈れるなど、比較的新しいサービスもあります。
もし自分で手紙を読まないとしても気に病む必要はありません。あなたを育ててくれた両親であれば、きっと「あなたらしい」と受け止めてくれるでしょう。
結婚式に関するムービーはこちらもおすすめです。
【花嫁の手紙】を書く際の注意点
花嫁の手紙を書く際に注意しておいた方がいい点を確認しておきましょう。
「結婚式にふさわしくない言葉」に注意
結婚式には「忌み言葉」と言われる使ってはいけない言葉があります。
「分かれる」「切れる」「離れる」などの別れを連想する言葉や、「たびたび」「次々」「もう一度」など複数を連想させる「重ね言葉」も避けましょう。
一文が長くなりすぎないように
一文の長さは短めを意識しましょう。接続詞と呼ばれる「つなぎ言葉」の多用は避け、リズムの良い文章にしましょう。
リズムが悪い例
「両親はとても仲が良いのですが、私と〇〇さんもそんな夫婦に憧れているので、そんな理想を目指しているのですが、ふたりで支え合っていきます。」
リズムが良い例
「とても仲の良い私の両親は、憧れの夫婦です。私と〇〇さんもずっと仲の良い夫婦でいれるよう、支え合っていきます。」
「~ですが、~なので、~と思いますが」など長くつながった文は聞きづらく内容に集中できません。
敬語に気を付けて
尊敬語や丁寧語が乱れている文章も、花嫁としての品が問われてしまいますので、きちんとした言葉遣いを心がけましょう。
単調になりすぎないように
よくある例文を丸写ししたような手紙にならないように気をつけましょう。
家族との思い出を盛り込む際に、具体的なエピソードを取り入れると、オリジナリティのある手紙になります。
ポイントは、情景が思い浮かぶような、臨場感が伝わるような文章にすることです。両親とのエピソードは、どんなテンプレートもなくAIも書けない素敵な手紙になるでしょう。
身内ネタすぎるものはゲストが置き去りに
オリジナリティのある手紙を書こうと意識しすぎると、他のゲストが置いてきぼりになることも。誰が聞いてもわかる書き方にしましょう。
わかりにくい例
「みなこちゃんと一緒によく雪山に行ったことは、いい思い出です。」
改善例
「冬になると、家族みんなでスキーに行くのが我が家の恒例行事でした。特に、小さい頃から可愛がってくれていたみなこ伯母さんと一緒に行くスキー旅行は、今でも大切な思い出です。」
否定的すぎるエピソードは避ける
過去のトラブルや、悲しい出来事を詳しく話しすぎるのは避けた方がいいでしょう。
お祝いの席なので、前向きな内容であることがベター。家族の死別など避けられない内容の場合も、参列してくれているゲストは事情を知っていることがほとんどですので、あまり直接的な表現ではない方がいいでしょう。
直接的な言い方
「お父さんが突然交通事故にあった時も支えてくれました。」
改善例
「突然家族がいなくなって心細くなっていた時も支えてくれました。」
また、仕事の愚痴や不満などがあっても、書かないようにしましょう。
両親を心配させないように、手紙を書き終えたあと「前向きな内容か」「安心してもらえるか」を確認しましょう。

【花嫁の手紙】失敗例
練習しすぎた
「練習しすぎて当日感情が入らず、音読のようになってしまいました…。」
失敗談の中でもよく聞くのが、花嫁の手紙を読むのを「練習しすぎた」というもの。事前の練習は1~2回くらいにしておいた方がいいかもしれませんね。
緊張しすぎた
「当日ゲスト全員から注目を浴び、緊張しすぎて棒読みに…。なんだかドライな「花嫁の手紙」になってしまいました。」
緊張しすぎて棒読みになってしまったという例。緊張しても、落ち着いて抑揚をつけて読めるといいですね。
泣きすぎて鼻水が…
「花嫁の手紙を読んでいるうちに、家族との思い出がたくさん浮かんできて、泣きすぎてしまい鼻水まで出てしまいました…。」
家族への思いがこみ上げると、泣けてしまいますよね。写真にも残るので、鼻水まで出てしまうと、困りますね。
新郎が先に…
「新郎が私より先に泣いて、嗚咽まで漏らしていたので、なんだか逆に冷静になっちゃいました。」
新郎様も感動して泣いてしまった例です。感動やさんの新郎様の場合、事前に手紙の内容を練習がてら聞いてもらっておくといいかもしれません。
書くのが早すぎた
「結婚式の2カ月前に手紙を書いてしまい、なんだかぼやっとした内容に。もうすこし結婚式への気持ちが高ぶってから書けばよかった」
書くのが遅すぎた
「結婚式の3日前から書き始めたら、25年間育ててくれた両親に本当に伝えたい気持ちはコレでいいのか…?と焦ってしまい、何度も書き直してギリギリになってしまいました。」
手紙を書くタイミングによって、気持ちの乗り方も変わってきます。手紙以外の準備もあるので、花嫁の手紙を書く時期は1~2週間前がいいでしょう。
便箋が普通すぎた
「シンプルなものであれば何でもいいかな、と思い100均の便箋で書いてしまったけど後日写真を見て後悔。もう少しこだわった便箋にすればよかったなぁ。」
手紙をもらった親御様も、きっとこの先ずっと残しておく思い出の品となります。花嫁の手紙は、特別な瞬間を彩る大切な要素なので、便箋やレターセットにも是非こだわって選んでくださいね。
花嫁の手紙におすすめのレターセットについて、こちらの投稿にまとめています。参考になさってください。
読むのに集中して猫背に…
「緊張していたのもあって、花嫁の手紙を読む際に手紙に顔を近づけて猫背になってしまっていた」
結婚式、披露宴でのクライマックスに読み上げることの多い「花嫁の手紙」。
必ずと言っていいほど写真に残ります!手紙を読むことに集中するあまり、姿勢が悪くなったり、緊張して視線が定まらなくなることがあります。
そうならないように、姿勢や目線にも意識を向けることが大切です。
【花嫁の手紙】まとめ
花嫁の手紙の読み方のポイントや注意点、失敗例について紹介しました。
読み方のポイントはゆっくり読む、姿勢、便箋など。
注意点は忌み言葉や、文の長さ、敬語、身内ネタ、否定的エピソードなどがありました。
失敗例は、私が実際に結婚式をたくさん見てきた中でご紹介しました。
これから結婚式をむかえられる花嫁の皆様の、素晴らしい結婚式に向けて、少しでもお役に立てればと思っております。素敵な結婚式にしてくださいね。