結婚式に芳名帳やゲストブックっていらない?いる?選び方は?

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結婚式のアイテム・演出案

このブログはブライダルのプロKGママがプロ目線で、これから結婚式を挙げる方へのアドバイスや演出案などを紹介していきます。

今回のブログは、

芳名帳ってなに?

芳名帳って結婚式に絶対必要?

芳名帳って残しておいたほうがいい?何に使うの?

といったお悩みに関してお答えしいきます!

結婚式の準備がすすむにつれて、担当のプランナーさんから「芳名帳」や「ゲストブック」を準備するように言われて焦ったそこの新郎新婦様!

芳名帳はいらない?いる?とお悩みですよね。

この記事を読めば大丈夫、芳名帳について詳しく解説していきます!

芳名帳ってなに?

「芳名帳」または「ゲストブック」と呼ばれる帳面のこと。縦書きや横書き、カード状になっているものなど様々なタイプがあります。

何に使うかといういうと、来ていただいたゲストに受付で書いてもらうものです。

結婚式だけでなく、発表会や展覧会など様々な場所で使用されています。

何を書くの?

参列者が「名前」や「住所」を書きます。

主催者側(結婚式の場合は新郎新婦)が参列者のことをきちんと把握し、記録として残ります。
同一世帯であれば、連名で書いてもらいます。

受付をお願いしている方に、芳名帳とゲストのリストと照らし合わせて、式場に到着したか確認できます。

特に、来るはずのゲストの名前が芳名帳にない場合、新郎新婦に確認をして、遅刻しているのか、何か事故に巻き込まれていないか、体調を崩していないか…など連絡をとることもできます。

芳名帳って絶対必要?

しかし、人数が多く一目で来場の確認ができない場合は、芳名帳があると便利です。

どんなことに活用できるのか、解説していきます。

名前の確認ができる

芳名帳に書いてもらった名前をゲストリストと照らし合わせることで、席次表や席札など、事前に用意したペーパーアイテムとの名前の確認ができます。

もし漢字が違った場合にミスに気づけ、作り変えたりお詫びしたりと、対応ができます


実際、私自身プランナー担当していた結婚式で、「結婚式当日に芳名帳に書いていただいた名前の漢字が、新郎新婦から聞いていた文字と違った!」という経験があります…。

プランナーは参列のお客様の名前については「新郎新婦様からの事前情報で確認する」ことしかできないのです…。返信ハガキの自筆の文字と確認していただくのですが、簡略化して書いていらっしゃたり、新郎新婦や両親が勘違いしたりしてしまうことも…。


芳名帳があったおかげで、書いていただいた正しい漢字のものに、事務所で急遽席札を印刷して直前で差し替えてフォローできたたこともあります。たとえ新郎新婦様の確認漏れであったとしても、泥を塗るわけにはいけませんからね!

これから結婚式をむかえるカップル様は、事前にしっかり確認しておきましょう!

ちなみに、よくある漢字の間違いは

・「わたなべ」様の「なべ」の字

・「さいとう」様の「さい」の字

・「よしだ」様の「よし」の字

・「たかぎ」様の「たか」の字

・「やまざき」様の「さき」の字

などなど…。

漢字が間違っているとゲストを残念な気持ちにさせてしまいますからね。よく確認が必要です!

住所の確認ができる

芳名帳やゲストブックには住所も書いていただくので、住所変更のあった方の最新の情報にアップデートできます。

特に親族などで、「家族一世帯の引出物しか用意していなかったけど、成人している親族それぞれからお祝い(お祝儀など)を多くいただいてしまった!」という場合や「一緒に住んでいると思ったけど従妹が一人暮らしをしていた」という場合など。

久しぶりに顔を合わせる親族などは事情が変わっていることがあります。結婚式後はハネムーンのお土産を送ったり年賀状でご挨拶したりと、なにかとお付き合いが続くもの。

あとでゆっくり確認がとれる芳名帳があると便利です。

招待客以外の記録がわかる

結婚式では一般的に、招待状をお渡ししてゲストをお招きします。

しかし、「披露宴には出席しないけど結婚式だけ参列したい」という方もみえます。

例えば、

・子どもが小さく長時間の参列はできない方や

・新郎新婦の職業が学校の先生で、お祝いにかけつけてくれた担当の生徒たち

・披露宴は家族のみの食事会で、挙式だけ来てくれる友人

など、披露宴の席次表には記載がないけれど、挙式のみ参列にかけつけてくれたゲストの記録が残せます。

挙式のみの参列の場合もお祝いを持参されることもあります。
何名かで合わせてご祝儀をまとめて持ってきてくださることも。

あとでご祝儀袋を見ただけではわからないケースもあるので、芳名帳があれば安心です。
お返しの品を用意したり、お礼のご挨拶を伝えることができます。

芳名帳はどうやって選ぶ?

芳名帳やゲストブックには様々なタイプがあります。初めて目にする方はどう選んでいいのか迷ってしまいますよね。手作りすることも可能です。

ブライダルのプロKGママがプロ目線で、選び方のコツをお伝えします。

ノートタイプ

最もスタンダードな芳名帳がノートタイプです。見開きになっていて、縦書き横書きがあります。

書く欄には線だけがひいてあるタイプもあれば、「ADRESS」「NAME」など書く項目の記載があるタイプもあります。

ノートタイプの芳名帳を見てみる

リングファイルタイプ

リングファイルに綴じられるタイプもあります。

見開き状態で書くノートタイプに比べ、リングファイルから取り外せるので、参列ゲストが書きやすいのがメリットです。ノートの見開き具合が甘いとパラパラ閉じてしまうことがありますからね。

逆にデメリットは、受付の人がバラバラに綴じてしまうことがあります。すると連名で2枚に渡って書いていただいた時など、あとでパズルのように順番を直す必要があります。

リングファイルタイプの芳名帳を見てみる

ゲストカードタイプ

最近では、「ゲストカード」と呼ばれるカードタイプも人気です。

メリットは招待状に入れて、ゲストに事前に書いてきてもらえることです。招待人数が多かったり、受付時間が短かったりする場合に、時間短縮になります。

デメリットはゲストが忘れてきてしまうことが多いことです。

ゲストカードタイプの芳名帳を見てみる

結婚証明書の代わりのタイプ

ゲストの皆様に結婚の承認をいただく挙式タイプ「人前式」の際に多いのが、結婚証明書の代わりのタイプです。

このタイプは立会人が結婚の承認をする署名欄になっていることが多いので、住所の記載欄がないものが多いです。

結婚証明書タイプの芳名帳を見てみる

手作り芳名帳・ゲストブックの作り方

芳名帳やゲストブックの手作りは意外と簡単です。

100均で道具をそろえることもできますよ。

用意するものは

・書いてもらう紙

・紙をまとめるファイルやリボン

だけです。


書いてもらう紙

枠線のベースを作って、印刷しましょう。

ワードやエクセルなどなんでもOKです。

枠線はけっこう大き目がおすすめ。紙の大きさにもよりますが、5枠~7枠くらいがいいでしょう。

式場によっては受付に用意されているペンがサインペンや筆ペンなど様々ですので、年配の方も書きやすい大きめの枠がおすすめです。

紙をまとめるファイルやリボン

ファイルであれば挟んでリボンでくくるタイプや、リングファイルなどが冊子としてあとから見やすくなります。

おしゃれなバインダーに挟むだけという方法もあります。

手作りの場合はテーマと合わせて

結婚式で使うウエディンググッツはできるだけ統一感があるといいですね。

和装を着る予定があったり、会場が和風の結婚式場であれば、縦書きの和風な芳名帳がおすすめです。

巻物風の芳名帳なんてのも雰囲気があって素敵ですよ。

巻物風の芳名帳を見てみる

逆に洋風の結婚式場や、洋装での結婚式を考えているのであれば、横書きタイプがおすすめです。

まとめ

参列するゲストに「名前」や「住所」を書いてもらう芳名帳。

絶対に必要というわけではありませんが、大人数の結婚式や、挙式のみ参列してくれるゲストが多そうな場合はあると便利です。

私自身の結婚式の際はシンプルな横書きタイプの真っ白な芳名帳にしました。

ありがたいことに以前担当したお客様たちが結婚式のみ参列に来てくださったので、後日お礼をお送りするのに、お客様の新居にお贈りすることができ、本当に助かりました。

芳名帳やゲストブックもこだわって選んで、自分らしい結婚式を叶えてくださいね。