結婚指輪と婚約指輪の違いって何?両方はいらない?購入時期から「箱パカ」についてまでブライダルのプロが解説!

広告について

※アフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています

結婚式のコツ&準備について

このブログではブライダルのプロ【KGママ】が、プロ目線で結婚式・ブライダルについて現場で経験したからこそできるアドバイスや演出案などを紹介します。

婚約指輪とは、プロポーズの際女性に贈る「婚約の記念の指輪」のことです。結婚指輪はペアでふたりが身に着ける「結婚の証の指輪」のことです。

どちらも結婚の象徴であり、一生に一度の大切なアイテム。

でも実際には

プロポーズしたいけど結婚指輪と婚約指輪どちらを渡すの?

結婚指輪と婚約指輪の違いってそもそもなに?

結婚指輪と婚約指輪って両方いるの?いらないの?

プロポーズに「箱パカ」って聞いたことあるけど、やるべき?どうやるの?

というように、初めてのことだからこそ彼や彼女にはわからないことがいっぱい。

ブライダルの現場で経験を積んできたプロ【KGママ】が、今回は「結婚指輪」と「婚約指輪」の選び方に関する実践的なアドバイスをお届けします。

1. 婚約指輪の選び方

婚約指輪とは、「婚約の記念に贈る指輪」のことです。

プロポーズの瞬間を彩る特別なアイテムです。「エンゲージリング」とも呼ばれます。

婚約指輪選びでは、まず何よりも「パートナーの好み」を大切にすることが最優先です。具体的にどう選ぶべきか、以下のポイントを参考にしてみましょう。

ダイヤモンドの4C

婚約指輪に使われるダイヤモンドの選び方では、「4C」が基本となります。

  • カラット(Carat): ダイヤモンドの大きさ・重さのこと。一般的にカラットが大きいほど価値が高いですが、サイズよりもデザインやカットの美しさに重きを置くカップルも増えています。
  • カット(Cut): ダイヤモンドの輝きのこと。カットが優れていると光の反射が美しく、輝きが増します。
  • カラー(Color): ダイヤモンドの色。無色透明に近いほど人気が高く、高価です。色味がわずかに黄色みを帯びているものもありますが、透明感の高いものが好まれます。
  • クラリティ(Clarity): 透明度のことです。内包物(インクルージョン)の少なさ。インクルージョンが少ないものほど、品質が高く評価されます。

アドバイス: 自分たちが重視したいポイント(輝き、サイズ、品質)をよく話し合い、予算に合わせてバランスを取ることが重要です。

デザインの選び方

婚約指輪のデザインは、シンプルなソリティア(1粒石)から、メレダイヤ(小さなダイヤモンドが並ぶデザイン)までさまざまです。

どのデザインが似合うかは、パートナーの好みと指の形に合わせて選ぶと良いでしょう。

アドバイス: パートナーが普段身につけるジュエリーのデザインを参考にするのがポイントです。

例えば、シンプルでエレガントなデザインが好きなら、ソリティアを選ぶのが無難ですし、華やかでゴージャスなものが好みなら、メレダイヤの装飾が施されたデザインも素敵です。

2. 結婚指輪の選び方

結婚指輪とはペアでふたりが身に着ける「結婚の証の指輪」のことです。結婚式でふたりが交換する指輪。「マリッジリング」とも呼ばれます。

結婚指輪は、日常的に着けることが多いため、デザインの選び方や素材にこだわるとgood。

選び方のポイントを見ていきましょう。

素材の選定

結婚指輪の素材には、プラチナ、ゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールド、チタンなど様々な種類があります。

最も人気があるのは「プラチナ」ですが、ゴールドやピンクゴールドも近年人気です。

私ごとですが、ちょっと色黒なのでゴールドとピンクゴールドを迷って、私はゴールドにしました。

選ぶ際のポイントは、アレルギーや肌の色に合うかどうか、日常使いの耐久性を重視するかです。

  • プラチナ: 高級感があり、変色しにくく、アレルギー反応を起こしにくいので、長期間使用するのに最適です。
  • ゴールド: 温かみのある色合いで、特にイエローゴールドはクラシックで人気があります。
  • ピンクゴールド: 女性的で華やかさがあり、肌馴染みが良いので、多くのカップルに選ばれています。
  • チタン: 軽量で耐久性があり、アレルギー反応が出にくい素材です。

アドバイス: お互いの肌の色や生活スタイルに合った素材を選びましょう。プラチナは特に高価ですが、長く愛用できる点ではおすすめです。

デザインとフィット感

結婚指輪は、日常的に着けることを考慮して、フィット感が大切です。デザインは、シンプルなものから個性的なものまで幅広くあり、おふたりで一緒に選ぶ時間も楽しんで。

私は片面だけ斜めにデザインがあるものを選びましたが、普段から使っているとクルクルまわってしまい、デザインが無い面が上に来てしまっていることも…。

気に入っていますが「全面デザインされているデザインにすればよかったかな」ちょっと後悔しています。

サイズを無料で変更できるリングショップで購入したのはよかったです。実は妊娠出産を経て指輪のサイズを大きくしました。妊娠後期は何があるかわからないので、普段から外しておくよう医師から指導があり、サイズUPしてむくみや妊娠による体重増加に対応できてよかったです。

  • シンプルデザイン: 仕事にも身につけやすいシンプルなデザインは、普段使いに適しています。
  • 重ねづけやダイヤモンドの有無: 結婚指輪にダイヤモンドをあしらうと、婚約指輪との相性が良く、華やかさが増します。また、重ねづけを想定したデザインも人気です。

アドバイス: 手のひらにぴったりフィットするサイズ感にこだわり、着け心地を重視して選んでください。サイズ変更が可能なものを選ぶと、長い年月を経ても安心です。


ペア感を大切にする

結婚指輪は、夫婦として一緒に使うものです。デザインに関しては、男女で異なるデザインを選ぶ場合もありますが、ペア感を大切にするカップルも増えています。

例えば、男性はシンプルなリングで女性はダイヤ付きといった形で、さりげないペア感を出すことができます。

アドバイス: ペア感を大切にしつつ、それぞれの好みを反映させたデザインを選ぶと、ふたりらしい特別な指輪が完成します。



3. 予算と購入のタイミング

指輪の選び方において、予算も重要な要素のひとつ。
婚約指輪、結婚指輪ともに一生ものとなるため、予算はあらかじめ決めておくことが大切です。

また、購入のタイミングも重要です。指輪には制作期間が必要なものが多いので、結婚式の準備が忙しくなる前に、指輪選びを済ませることをおすすめします。

アドバイス: 購入の際は、リングのサイズやデザインの変更を考慮して、余裕を持って購入するようにしましょう。

指輪が届くまでには、数週間から数ヶ月かかることがあるので、早めに行動するのがベター。

4. 婚約指輪っていらない?いる?絶対必要?

婚約指輪は必ず用意しなければならないわけではありません。
婚約指輪って普段つかわないから「いらない」と思うカップルもいます。

理由は以下が挙げられます。

  • 金銭的な負担を避けたい
  • 普段身に着けない
  • 結婚をもっと実質的なものとして捉える
  • カスタマイズや代替品の選択
  • サステナブル重視
  • 金属アレルギーでつけられない

婚約指輪は高額なことが多く、その費用を他のポイントに回したいと考える人もいます。

例えば、結婚式の費用や新生活の準備、家の購入などにお金を使いたいという理由から、婚約指輪を買わない選択をするカップルもいます。

婚約指輪の代わりにアクセサリーや腕時計、旅行などふたりで話し合って伝統的な婚約指輪に縛られないスタイルにすることも。


KGママ個人的には、婚約指輪は普段使いはしていませんが、今では家族写真の撮影時や七五三・入学・卒業などの特別な時につけることができ、つける度に新婚の時の思い出が蘇る大切な指輪です。



おふたりのライフスタイルに合わせて婚約指輪の有無を選んでいただければと思います。

ただし、注意点としては両家両親の中には「絶対用意すべき」という意見の方も。それぞれの意見を尊重し、おふたりが選択してくださいね。

プロポーズでよく聞く「箱パカ」について

「箱パカ」とは

「箱パカ」という言葉は、ドラマや映画でプロポーズのシーンでよく見かける「パカッ」と箱を開けて「結婚してください!」というような、演出のことです。

「箱パカ」しないといけないの?

プロポーズをするからといって必ず片膝をついて「箱パカ」をしなければならないわけではありません。海外ではよく見るシーンですが、日本ではまだまだ「恥ずかしい」という意見も…。

といっても、「箱パカ」に憧れる女性も少なくないので、彼女がプロポーズにどんな希望をもっているのか事前にリサーチできるといいですね。

「絶対サプライズで箱パカしてほしい!」という女性もいれば「ふたりきりならいいかも」という方もいます。

中には「自分の好みの指輪を一緒に買いに行きたい」という女性もいるので、彼女の好みに合わせたプロポーズにしましょう。

KGママの思い出話

私自身の指輪選びは本当に難航しました…。ブライダル業界で働いていることからも、なじみの指輪やさんがあったので、ショップ選びには迷いませんでしたが、ひとつのショップの中でもたくさんの種類があって悩む悩む…。

私は、婚約指輪も結婚指輪もパートナーと一緒に選びました。

結婚指輪はゴールドの装飾が斜めに入ったシンプルなデザインですぐに決まりましたが、婚約指輪は本当に悩みました…。

大きすぎる石は「なんだか恥ずかしい」と思っていましたが、担当してくれたリングショップのスタッフさんから、歳を重ねたときに小さすぎると逆に「恥ずかしい思いをすることもある」ことや、贈ってくれた相手に「恥ずかしい思いをさせる」ことにも繋がると聞きました。

結局、婚約指輪のダイヤの中石(なかいし)と爪(つめ)の下にも小さなダイヤが入っているデザインにしました。

「引っ掛かってしまうかな?」と心配もしましたが、私は婚約指輪は普段使いをするわけではないので、大丈夫でした。

今では家族写真の撮影時や七五三・入学・卒業などの特別な時につけることができ、つける度に新婚の時の思い出が蘇る大切な指輪です。

まとめ

結婚指輪や婚約指輪は、単なるジュエリーではなく、ふたりの愛と絆を象徴する大切なアイテムです。


指輪選びは慎重に、そして楽しんで行いましょう。パートナーとの意見交換を大切にしながら、自分たちのライフスタイルや個性にぴったり合ったものを見つけることが大切です。一生ものだからこそ、納得いくまでじっくりと選んでください。

最高の結婚指輪と婚約指輪が、おふたりの人生の新しいステージを輝かせることを願っています。

婚約指輪・結婚指輪・オーダーメイドのケイウノブライダル

『シンプルに。ふたりらしく。』

大切な絆を指輪にこめる。想いを叶えるオーダーメイド