このブログではブライダルのプロ【KGママ】が、いつもはブライダルについて現場目線のアドバイスや演出案などを紹介しています。
が、今回は【KGママ】の『ママ』の部分について少しお話したいと思います。
実は私、育児が苦手です。
もともとブライダルでバリバリ働いていたので、結婚も考えてなければ子育てについても全くの無知でした。
そんな私を救ってくれた、子育てに役立つ名言を紹介します。
今日も怒っちゃった。凹む…
私って、育児苦手かも…
といった育児に悩むママが、この記事で少しでも救われればと思います。
子育て四訓
一、乳児の時は、肌身離さず
一、幼児の時は、肌を離して手を離さず
一、少年の時は、手を離して目を離さず
一、青年の時は、目を離して心を離さず
アメリカインディアンの教えらしいのですが、何かメモの写真がSNSで流れてきて、それをスクショして支えにしてきました。ことあるごとに見返している言葉です。
手が離れて楽になったかと思うと、もう肌身離さずの時にはなかなか戻れないんですよね…。
肌身離さずの時には本当につらく、泣き声が私を責めているようにも感じました。
過ぎてしまうと本当に一瞬で、肌身離さず側にいられたことがどんなに幸せだったか本当に身に沁みます。
待つのも育児
私せっかちなんです。なんでも先回りして、自分でやった方が早いと思ってしまい、子どもが小さな頃は靴下をはかせるのも、服を着替えるのも、手を出してしまっていました。
とにかく「待つ」のが苦手でした。
でも「待つ」「見守る」ことで子どもが大きく成長できるのですよね。
もちろん時間がないときは、それでも仕方ないと思います。
そんなときに出会った言葉
待つのも育児
ただ待っているだけだと「この時間無駄…」と思ってしまい、せかせかしてしまいます。でも、「この待っている時間も育児なんだ」と思うと、「私育児しているんだ」と肯定化できる時もありました。
公園などで遊んでいてなかなか子どもが帰らないときもこの言葉が有効でした。
もちろん待ちきれずに、ギャーギャー鮮魚のようにバタつく子を担いで帰ったこともありますけどね。
トイトレは練習中
トイレトレーイングといわれる、オムツをはずす時期に
今、この子は自分でトイレする練習中なんだ
と、よく唱えていました。
子育て中には2~4歳の間に、オムツを外して過ごし、トイレへ行くことをトレーニングする期間があります。
もちろん失敗してしまうことも多々あり。
そのたびに掃除、汚れた衣類の洗濯、新しい服に着替え、子どもにトイレですることを説き…という流れを何度も繰り返していると、イライラしてしまうことも。
つい「なんでできないの!」と怒りたくなってしまいます。
そんなとき、「今、この子は練習しているんだ」と自分に言い聞かせることで、気持ちを落ち着かせることができました。
これはトイトレだけでなく、スプーンやフォークのトレーニング、着替える練習、など子どもと新しい挑戦をするときに役立った言葉です。
幸せホルモンを充電中
私は子育てする中で「料理つくらなきゃ」「掃除しなきゃ」といった日々のタスクに追われ、子どもと遊ぶことが苦手でした。
そんなときに、「幸せホルモン」という言葉を聞いたんです。
幸せホルモン充電しあおう
と思うことで、子どもと自分に向き合えるきっかけになりました。
幸せホルモンとはオキシトシンのことで、スキンシップや目を見つめる、優しく話すなどの行為で分泌されるホルモンのことだそうです。
確かに子どもとギューーっとすると心がふわっとした気持ちになり、子ども自身の情緒も安定するように感じました。
愛情たっぷりに5~10分抱っこしたり、触れ合ったり、集中して向き合うと、その後子どもの気持ちも安定して過ごしてくれることが多かったです。
怒らない育児は無理
日々SNSや育児本など「怒らない育児」が推奨されているのを見かけます。
私も子どもが生まれる前は「子どもの気持ちをうけとめて、否定せずに怒らない育児をしよう!」と考えていました。
ただ、それが自分の首を絞めてしまっていたような気がします。
怒ってしまったり、子どもがいうことを受け止めずに頭ごなしに叱ってしまったり…。
そんなときに自己嫌悪に陥り、「なんてひどい親なんだ」「私が親じゃない方がいい子に育つのではないか」と思ってしまったことも。
ただある時、
怒らない育児は無理!
というインスタの投稿を見て、自分の中で割り切れたことで、心が楽になりました。
もちろん怒らずに諭したり、導いたりすることを前提に心がけていますが、たまには怒ってしまっても、自分を責めすぎずに前向きに育児しよう!と思えました。
まとめ
子育て四訓をはじめとする、育児中に励まされた言葉を紹介しました。
もちろん言葉を唱えただけで、すべてがうまくいくはずもなく、まだまだ失敗だらけの日々です。
ただ、少しでも育児に悩むママ・パパたちにこの言葉が届いて、気持ちが楽になれば嬉しいです。
これからも、ともに育児がんばりすぎずにがんばりましょう。