このブログではブライダルのプロ【KGママ】が、プロ目線で結婚式・ブライダルについて現場で経験したからこそできるアドバイスや演出案などを紹介します。
結婚式を挙げるけど、何に注意したらいいのか、わからない!
結婚式はパートナーとも両家とも円満に進めたい…何をすべき?
といった悩みをもつ新郎新婦様は多いですよね。
結婚式は人生で最も特別な瞬間のひとつですが、その準備は多くの決断と努力を必要とします。
特に、初めての結婚式を迎えるカップルにとっては、どのようにプランニングを進めるか、何に注意すべきかを見極めるのは大きな挑戦です。
私も数多くの結婚式を手掛けてきた経験から、実際に現場で起きた失敗や後悔の声を元に「避けるべき10のミス」をご紹介します。
これらを知っておけば、あなたの大切な日をもっとスムーズに、思い通りの形で迎えることができるはずです。
1. 予算を決めずに準備を始める
結婚式のプランニングで最も大切なのは、最初にしっかりと予算を決めることです。
結婚式の費用は、会場費、ドレス代、料理、装花、エンターテイメント、写真やビデオ撮影など、さまざまな要素が絡んできます。
予算なしで進めてしまうと、途中で予想以上の費用がかかり、最終的に焦って妥協することになるかもしれません。
どのくらい預金があって、どのくらい結婚式に使えるのか…聞きにくいことだからこそ、夫婦となるおふたりには聞いておいていただきたい重要ポイントです。
アドバイス: 結婚式の初期段階で、全体の予算を決め、それに基づいて各項目の優先順位をつけましょう。
例えば、料理にこだわりたい場合は、その分他の部分で節約する方法を検討することが重要です。
予算を守るために、式場やサービスの選択肢を広げてリサーチを行いましょう。
2. ゲスト人数を過小評価する
ゲストリストを作成する際、初めは人数を少なく見積もってしまうことがありますが、実際には親戚や友人が予想以上に多く参加することがよくあります。
人数が増えると、料理や席の配置、会場の広さなどに影響を与えるため、早い段階でゲストリストをしっかりと確認することが重要です。
アドバイス: ゲストリストは早い段階で決めて、必要に応じて調整していくようにしましょう。
多くの式場では、最初に人数を伝えると、キャンセル料や変更料が発生する場合があります。あらかじめ人数の増減に対応できる柔軟な契約を選ぶことも大切です。
3. 式のテーマやスタイルが決まっていない
結婚式をどういう雰囲気にするか、テーマやスタイルが決まっていないまま進めると、準備がバラバラになり、統一感のない式になってしまうことも。
例えば、ドレス、装花、招待状、料理、音楽などが全てバラバラになってしまうと、ゲストにとっても印象が薄くなってしまうかもしれません。
アドバイス: 結婚式のテーマ(例えば、ナチュラル、クラシック、モダンなど)を最初に決め、それに基づいて他の要素を選ぶようにしましょう。
全体のデザインや流れが統一され、ゲストにとっても心地よい空間が生まれます。
4. 会場選びで十分にリサーチしない
会場選びは結婚式全体の雰囲気を決める重要な要素です。しかし、最初に見学した会場だけで決めてしまうカップルも少なくありません。
もちろん悪いことではないです。実際のプランナーとしてそういったカップルの方をたくさん見てきましたし、直感で決めてくださった方もいらっしゃいます。
ただ会場の雰囲気、スタッフの対応、設備、アクセスの良さなど、細かい部分を見逃してしまうことが多く、別の会場から「やっぱり変更したくて…」といらっしゃった方も。
アドバイス: 複数の会場を見学し、実際の雰囲気やサービス内容を比較することが大切。
担当者としっかりコミュニケーションをとり「こんなはずじゃなかった」と思わない状況を作ることをおすすめします。
5. 重要な決定を直前まで先延ばしにする
結婚式の準備はスケジュールがタイトであり、次々と決めるべきことが出てきます。
特に、ドレス選びや料理、音楽、装花などは直前に決めようとすると、選択肢が限られ、後悔することも。
アドバイス: 重要な決定はできるだけ早めに行い、準備が後回しにならないようにしましょう。
結婚式までのタイムラインを確認し、それに沿って順を追って決めていくと、スムーズに進行できます。
6. プロに頼まずに自己流で進める
最近では、DIY婚や手作りウェディングが流行していますが、結婚式のすべてを自己流で進めるのは非常に難易度が高いです。
会場の設営、料理、写真撮影など、すべてを完璧にこなすには専門的な知識と経験が必要です。
アドバイス: ウェディングプランナーや専門家を上手に活用しましょう。
プロの意見を取り入れることで、より素晴らしい結婚式が実現できます。特に、時間やコストを効率よく管理できる点が大きなメリットです。
7. 自分たちの希望を伝えない
結婚式をプランニングする際、カップルの希望や夢をしっかりと伝えずに進めてしまうと、後で「こんなはずじゃなかった」と後悔することがあります。
ウェディングプランナーや会場の担当者には、自分たちのイメージやこだわりをきちんと伝えることが大切です。
アドバイス: 最初の打ち合わせで、理想の結婚式についてじっくり話しましょう。
また、予算の範囲内でできる希望を具体的に伝えると、プロのアドバイザーがより適切な提案をしてくれます。
8. ゲストのニーズを無視する
結婚式は新郎新婦だけでなく、ゲストにも楽しんでもらうことが大切です。
料理やエンターテイメントの内容、会場のアクセスなど、ゲストが快適に過ごせるような配慮を欠かすと、せっかくの祝福も盛り上がりに欠けてしまいます。
アドバイス: ゲストの立場になって、配慮を忘れないようにしましょう。特に、年配の方や小さなお子様がいる場合には、座席の配置や料理内容に気を使うことが大切です。
9. 体調管理を怠る
結婚式前は準備に追われて忙しく、体調を崩すことがありますが、結婚式当日に体調不良で過ごすのは避けたいものです。
アドバイス: 準備段階でもしっかりと休息を取り、体調管理を心がけましょう。式の直前には、ストレスを避けるためにリラックスする時間を作ると良いですよ。
10. 完璧を求めすぎる
結婚式を完璧にしたいという気持ちはよくわかりますが、全てが予定通りに進むわけではありません。
完璧を求めすぎると、余計なストレスが溜まってしまうことがあります。
アドバイス: 予期せぬことが起こることもありますが、それも結婚式の思い出の一部と捉え、柔軟に対応できる心の余裕を持つことが大切です。
完璧を追い求めすぎず、素敵な一日を楽しむことを最優先にしましょう。
まとめ
結婚式のプランニングは、一生に一度の大イベントですが、冷静に計画を立てていけば、必ず素晴らしい結婚式を実現できます。
できるだけミスを避けて、おふたりらしい結婚式の素敵な一日を迎えるために、しっかりと準備を進めてくださいね。