子連れで結婚式はできる?プロが教える【パパママ婚・子連れ婚】の魅力と打ち合わせや準備のコツ

広告について

※アフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています

結婚式のコツ&準備について

このブログではブライダルのプロ【KGママ】が、プロ目線で結婚式・ブライダルについて現場で経験したからこそできるアドバイスや演出案などを紹介します。

最近、「パパママ婚」という言葉を耳にすることが増えてきました。これは、結婚を控えているカップルが、すでに子どもがいる場合に行う結婚式を指します。結婚式のスタイルとしては少し新しいものですが、実はここ数年で人気が高まっており、さまざまな理由でパパママ婚を選ぶカップルが増えてきています。

子どもがいるけど、結婚式ってできるの?

子どもが小さくて打ち合わせがうまくできるか不安…

といった新郎新婦様にむけて、パパママ婚の魅力がお伝えできると嬉しいです。

パパママ婚・子連れ婚はできる?

できます!!!
子連れでの結婚式は可能です!

子どもがいるからといって、結婚式をあきらめないでください!!!

ここからは、パパママ婚の魅力や準備のポイント、注意すべき点などを詳しくご紹介します。子どもがいるカップルの結婚式を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

パパママ婚・子連れ婚とは?

パパママ婚・子連れ婚は、簡単に言うと「子どもがいるカップルが行う結婚式」です。

もともと、結婚式は新郎新婦が結婚の誓いを立てる儀式として行われるものですが、子どもがいる場合、パパママ婚・子連れ婚ではその子どもたちを中心に据えて、家族全体で祝うスタイルとなります。

これにより、家族全員が一つの新しいスタートを切る意味合いが込められています。

パパママ婚・子連れ婚の魅力とは?

(1) 家族の絆を深める

子どもがいるカップルにとって、結婚式は単なる新郎新婦だけのものではなく、家族全体で祝うべき大切なイベントです。

パパママ婚では、子どもたちも結婚式の主役として参加でき、家族の絆を深める機会になります。特に子どもが小さい場合、両親の結婚式を見て、家族の重要性を感じられるのも大きな魅力です。

(2) アットホームな雰囲気

パパママ婚は、通常の結婚式と比べてアットホームで温かい雰囲気が特徴です。

新郎新婦だけでなく、子どもたちや両家の親、親しい友人なども集まり、リラックスした気持ちで式を楽しむことができます。堅苦しい儀式よりも、みんなで楽しめるカジュアルなスタイルを選ぶカップルが多いのもこのスタイルの魅力です。

(3) 子どもを中心にした演出

子どもがいるカップルの場合、子どもを式に参加させることで、より感動的で印象的な演出が可能です。

たとえば、リングボーイフラワーガールを子どもに任せたり、子どもたちが親の誓いの言葉に証人として立会ったりすることができます。

こうした演出は参列者にとっても、より感動的な式を作り上げることができます。

パパママ婚・子連れ婚の準備と注意点

パパママ婚を計画する際には、特有の準備や注意すべき点があります。子どもがいることで、式のスタイルや進行に工夫が必要です。

(1) 子どもの参加方法を決める

子どもがいる場合、式にどのように参加させるかを考えることが大切です。

参加例

  • リングボーイ/フラワーガール:子どもたちに小さな役割を与え、式に華を添えてくれます。
  • 親子での誓いの言葉:子どもと一緒に誓いの言葉を交わすことで、家族全員の絆を表現できます。
  • 記念写真:結婚式の記念写真を、家族全員が揃ったシーンで撮影することも素晴らしい思い出になります。

子どもが小さい場合は、子ども向けの座席や食事、遊ぶスペースを用意しておくと、安心して式に参加できる環境を作れます。

(2) 当日のスケジュールの調整

パパママ婚では、子どもたちが参加する時間帯やペースに合わせてスケジュールを組みましょう。
ナイトウエディングは眠くなってしまう子が多いので、避ける方がベター。


特に小さな子どもがいる場合、長時間の式や食事が苦痛にならないように、式の進行をスムーズに調整しましょう。

  • 寝てしまった時に代替案を用意しておく
  • 寝てしまった時に横にして休める場所を確保しておく(ベビーベッドなど)
  • 式の時間が長くなりすぎないようにする
  • 休憩を挟むなどの配慮が必要です

(3) 結婚式の予算

パパママ婚の場合、子どもに対してかかる予算が別で予想されます。

たとえば子どもの食事座席衣装など、追加の費用が発生することを考慮して、予算を決めることが大切です。
また、子ども向けのプレゼントや、参加型のイベントを追加することも検討すると良いでしょう。

(4) 両家の親との調整

子どもがいる場合、両家の親とも調整が必要です。特に、親同士の関係や式の進行について意見が分かれることもあるため、事前にしっかりと話し合い、全員が納得する形で式を進められるようにしましょう。

新郎新婦様ふたりでの演出などの際に、子どもがどこで待機できるか、席次表は母方か父方か、メインテーブル(高砂)か…どこに名前を書いておくのかなど話し合っておきましょう。

両親が子どもを中心にした結婚式に賛成しているかどうかも確認しておくことが重要です。

(5) 担当プランナーとの相性

子ども連れで結婚式の打ち合わせをする際、一番大切なことは担当プランナーとの相性です!!

これホントに大事。

担当プランナーが必ずしも子どもに慣れている必要はありませんが(もちろん子ども大好き~!といった方がいいですが、独身女性が多いプランナーという職業は全員が子どもに慣れているわけでもないんです…)打ち合わせがやりやすいといいですよね。

ポイントは2つ。

①スピーディーな打ち合わせができる

お子様連れの打ち合わせは時間との勝負!子どもが機嫌がいいうちに、できるだけ進められるテンポ&段取りのいいプランナーだと助かります。

②結婚式当日、子どもが頼ってくれる存在

結婚式当日に急に泣き出してしまったり、困ってしまったときにプランナーがそばにいると少しでも安心できるような関係性が築けることがベター。

もちろんパパ・ママやおじいちゃん・おばあちゃんが抱っこできる状況であればいいですが、サッと抱き上げられる(子どもが嫌がらずに抱き上げさせてくれる)関係だと安心です。

結婚式場の契約の際に、担当プランナーについての希望を伝えておくといいですよ。

子連れ婚・パパママ婚の打ち合わせのコツ

事前準備をしっかりと

子どもを連れての打ち合わせは、何かと予測できないことが多いため、事前準備がとても大切です。予め打ち合わせの内容を整理し、優先順位をつけておきましょう。

式場に確認しておく

担当プランナーと打ち合わせの日程を調整する際に、子どもを連れていくことを伝えておきましょう。会場によっては、子ども用の座席やキッズルームが用意されている場合もあります。

子どもが退屈しないように工夫

打ち合わせの時間が長くなることもあるので、子どもが飽きないように工夫が必要です。

絵本・おもちゃ・ぬりえなどを用意していきましょう。スマートフォンやタブレットで動画をダウンロードしておくことも有効ですよ。

衣装の打ち合わせは特に注意が必要!

料理や演出の打ち合わせなどは子供も一緒に興味をもってくれることもあります。ただし、衣装の打ち合わせの際には注意が必要です。

ドレスや和装は繊細なモチーフがついていることも。引っ張ってしまったり、よだれをつけてしまうと大変。

衣装合わせの際には預けて参加するか、難しい場合はママとパパが打ち合わせと子守を交代でできるといいですね。

まとめ:家族の一歩を祝うパパママ婚・子連れ婚

子連れでの結婚式は可能です!子どもがいるからといって、結婚式をあきらめないでください!!!

確かに、打ち合わせも本番当日も、大変かもしれません。

しかし、パパママ婚・子連れ婚は、ただの結婚式ではなく、家族全体で新たなスタートを切るための素晴らしいイベントです。子どもたちも式に参加し、家族全員が共に祝うことで、あったか~い和やかな雰囲気にもなります。

準備を進める中で、家族や親との調整が必要ですが、その分、絆が深まることも多いでしょう。

いつもいつも「ふたりらしい結婚式を叶えてください」と言っていますが、「ご家族らしい結婚式を叶えてください」!!